今日、幸せですか。
私がどんな時に幸せなのか、
最近幸せを感じたのはいつだったのかと、
考えてみるだけでも笑顔になります。
幸せは昔も今もみんなの重要な関心事です。
昔の人々が望んだ五つの幸福五福は、
長生きし、官職につき、富貴を享受し、
家庭が和やかで、子供をたくさん産むことでした。
良い出来事が起こることを願う気持ちを吉祥といいます。
このごろの私たちには多少見慣れない言葉ですが、
幸せを願うすべての行為は吉祥の意味を含んでいます。
展示は「第1部 今、幸せ」で、幸せとは何かを考えてみることから始まります。
「第2部 吉祥、良いことが起こりそうな」では、
昔の人々が生活の中で身近に置いて心に記した吉祥を見ていきます。
「第3部 幸せ、いつも、どこにでもある」では、
幸せの変化像と共に、幸せは常に私たちの近くにあることについて語ります。
今回の展示は、
COVID-19という冷たい冬の風も乗り越える希望を語ります。
過去と現在の人々が残した幸せの足跡をたどって、
ゆっくり展示をお楽しみください。