2011年国際シャーマニズム特別展

2011-11-30

シャーマン(Shaman)は、おばけと疎通して吉凶を占って儀式によって、複数の問題を解決してくれる存在としてこの人を中心とした宗教行為のシャーマニズム(Shamanism)という。我が国ではこれを巫女(巫堂)といい、その儀式を"グッド"といい、シャーマンの機能の完全な巫俗とした。将来の不確実性のために超自然的な存在の助けを受けようとした人間の姿は、普遍的なものなので、シャーマンは、人間(地)の神(天)を接続する媒介体として長く命脈を維持していた。

 

今回の展示は、韓国を含む世界各地域のシャーマニズムのデータを比較するとシャーマンの本質と共同体的機能をよく見ようとしている。全5部構成で、1.世界の中心に立つ/ 2.天と地をつなぐ/ 3.天の力を示すものだ/ 4.地の願いを代弁している/ 5.世界を表現するの順序である。

 

シャーマニズムは、人間が生活の中で持つ念願と関連がある。人間の願いを代弁し、それに対する神の応答を提供する存在のシャーマンだからだ。この展示を通じて、人間が人間と神の仲介者であるシャーマンの姿と一緒にそれらを介して発現された念願の、まさに私たちの姿をみることができるのを願う。