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タイトル 世代を超えて-手製靴の職人たち
会期 2018.06.20~2018.11.19
会場 企画展示室Ⅱ

国立民俗博物館では、「近現代職人の生涯史」事業の一貫として2014年に松林(ソンリム)手製靴を調査し、『乙支路(ウルチロ)の水標橋(スピョギョ)で4代80年 - ソンリム手製靴の職人たち-』 報告書を発刊いたしました。そこで、これまでの調査の結果をもとに、「世代を超え-手製靴職人」 特別展を開催することにいたしました。


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古く三国時代からカッパチ(革靴職人)が作っていた油鞋(ジンシン)をはじめとした革靴の伝統は、大韓帝国の高宗(コジョン)皇帝の西洋式革靴を越え、エベレストの頂上の土を踏みしめるまでになりました。しかし伝統的な手製靴は、工場で生産される大量生産の既成靴の登場により衰退の一途をたどっています。

ただひたむきに顧客の足と向き合う職人たちが、精魂込めてその人にぴったりの靴、世界に一つだけの靴を作っています。世界で一つしかない靴、意匠が凝らされ心が込められた靴、愛情と思い出が詰まった幸せな靴、このような靴を作る職人たちがいる限り、手製靴の未来は明るいといえるでしょう。

展示の構成は、「プロローグ_大地との接触」「第1部_革靴職人、カッパチ」「第2部_百年の店」「第3部_手間暇をかける」 「エピローグ_幸せの靴」 という構成となっています。本特別展を通して、手製靴に込められた職人の苦悩と、手製靴のこれからの未来を垣間見ていただく機会となれば幸いです。

掲載日 2018-06-20