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タイトル ネズミの穴にも光が入る日
会期 2019.12.24~2020.3.1
会場 企画展示室 Ⅱ

韓国国立民俗博物館は、2020年庚子年(ネズミ年)を迎えて、ネズミの文化的象徴と変化を注目する《ネズミの穴にも光が入る日》の特別展を開催します。
ネズミは繁殖力が強く、食べ物を探すには早くこまめに動きます。このような生態的特徴があるネズミは民俗の中で十二支の第1番目に数えられ、多産と豊饒、穎敏さと勤勉を象徴する肯定的な姿で描かれています。一方、食料を食い込んだり、伝染病をうつしたりなど、我々の生活に被害を与えるので嫌われたり、距離をおく 遠ざける遠ざける動物でもあります。 遠ざける
「ネズミの穴にも光が入る日」の特別展は普段注目されていないネズミに関して様々な話し合いの場であります。今回の展示を通じてネズミと関わっている多様な文化的な意味を理解し合う共に、庚子年新年にはネズミの象徴意味であるように各家庭に豊饒が充満するようお祈り致します。


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多産の穎敏な動物、ネズミ
ネズミは十二支の第一番目の動物として、体の大きさが一番小さくてささやかです。一方、繁殖力が強くて、多産と豊饒を象徴しています。農耕社会では多産と豊饒は豊作を意味し、朝鮮時代の『歳時記』では新年最初のネズミの日(上子日)にネズミ袋(子袋)を渡し合いながら、豊作を祈願したと書かれています。また、ネズミの漢字である「鼠」の文字を御守りに書き貼って、豊作を祈願する文化も残っています。
口伝でのネズミは穎敏な動物として描かれています。咸鏡道地域の巫歌である「創世歌」には水と火の根源をミロク知らせたネズミの物語があります。この物語の起源はわかりませんが、昔からネズミを穎敏な存在として知られていたと思われます。ネズミが十二支の中で一番目の位置を取った説話からみると、ネズミは穎敏な存在でした。


可愛くて親しい動物、ネズミ
以前まではネズミを家の中や町の中でよく見かけましたが、今はほとんど見かけません。もうネズミは人間に被害を与える否定的な存在より、賢くて、手早くて、可愛いイメージも加えられ、親しみな動物に変わっています。
漫画「トムとジェリー」でネズミの「ジェリー」はネコの「トム」をいつもいたずらする役で、可愛くて賢いイメージで描かれています。最近、韓国テレビで十二支を主題にして放送されている漫画「妖怪メカード」ではネズミを形象化した「ノルジ(ネズミ)」がいますが、このキャラクターは天才で、子供たちにたくさん愛されています。このように現在のネズミは若い世代に親しい存在として位置付けられています。

掲載日 2019-12-24