今回の展示会は済州特別自治道と国立民俗博物館が共に推進している“2007済州民俗文化の年”プロゼックトの一環で、済州民だちの暮しの照明をこころみた企画展である。 ‘ハバクと済州陶器’は済州の特有な自然や人爲的な環境などによって作られ、日常で使われきた生活容器である。これを通じて済州民だちの生活様式を理解し、その形と作り方にみられる知恵、そして独特な用語に溶けている済州の固有性を探してみる席を営んだ。 この展示会が、物質文化の中にこもっている済州文化を理解する切っ掛けになり、われわれの陶器文化を生んだ一つの軸に済州の民俗工藝があったということを考えてみる機会になってほしい。