2008年は「ムジャ」(戊子)年のねずみ年です。2008という数字は、キリスト教のイエス・キリスト生誕を基準に年度で表記したもの(AD)であり、「ムジャ」(戊子)は東洋の伝統的な日付(時間)の表記方式である「十干十二支」を、年度で表したものです。また「～年(トシ)」というのは、人間が生まれた年を‘十二支を表す動物の名前’で言うことばです。 干支(十干十二支)は、天体と自然の循環周期をもとに日付、時間、方位を表す方法として用いられ、自然の変化による生活環境の変化を予測し、ひいては人間の運命を予測する時にも使われました。さらに十二支を自然物のひとつである動物に対応させ、その動物が持っている生物的・生態的特徴と関係ある文化的なシンボルも作られました。