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タイトル はがきを通してみた妓生
会期 2008-06-18 ~ 2008-07-10
会場 ExhibitionⅡ

朴敏一氏寄贈 韓国社会における妓生の100年、『はがきを通してみた妓生』特別展示
「妓生(ギセン)」とは、「妓女」「女妓」「女楽」などとも称され、いろんな宴会の場などで歌舞をなし、さまざまな遊芸を披露することで、その場に興を添えた芸妓のことであります。今回の特別展示は、石牛朴敏一博士が寄贈された、20世紀初期の妓生に関する色々なはがきによって実現されました。本展では、韓国社会における「妓生」の由来から、パフォーマーとしての芸術家や、流行の最先端をいくファッション・リーダーなどなど、その多様な姿までを紹介します。いまの社会において「妓生」という言葉は、かなり否定的かつ卑猥な意味や響きを伴いますが、実は韓国の開化期の初め頃までは、美しい容貌だけでなく、歌や踊り、書画などにも優れた才能をもつアーティスト兼エンターテーナーを意味しました。彼女たちの優れた美貌や技芸は、『朝鮮美人宝鑑』といった書物や、写真入はがき、蓄音器の音盤などなどの資料からも垣間見ることができます。今回の特別展示を通して、幅広い技芸を身につけていたアーティストとしてだけでなく、韓国の伝統芸能の伝承者としての姿をも再発見し、その意味について考えてみるきっかけになれれば幸いです。

掲載日 2008-06-30