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タイトル ジーンズ
会期 2014-10-15 ~ 2015-02-23
会場 ExhibitionⅠ

jeans



「自由、実用、抵抗、挑戦、創造、セクシー、マッチョ、フェミニズム、気楽さと不便、スタイル」


展示を開いて

ジーンズは時代と国、民族を問わず、お互いに交流できる人類共通の文化要素であります。自由と挑戦、抵抗のアイコンから現代人のふだん着になるまでジーンズについては実に多くの物語があります。

ジーンズには、六つのものがないと言われます。年齢、性別、階級、国、季節、そしてTime·Place·Occasion(時間·場所·状況)に対する差別です。それでジーンズは、人類が作った最も民主的で平等な発明品だとも言います。

国立民俗博物館は、物質文化の調査の一環として、2012年から国内外のジーンズについて調査を行っております。世界人の生活の奥深くまで位置するジーンズは、私たちが共感できる普遍性を持ちながら、各国の時代と状況により特殊性を持っています。国立民俗博物館が今まで調査研究、収集したジーンズの特性を展示の形にみなさんにお見せしたいと思います。

展示の構成は、まず、外国でのジーンズの誕生と普及、そして韓国でのジーンズの出会いから、青春とロマンの象徴、次第にふだん着として定着していくジーンズ文化をジーンズ広告などで時代の流れに沿りご紹介します。続いて文化界の関係者、ジーンズ業界の従事者、街で出会った人々がそれぞれジーンズについての記憶を映像でお見せします。そして2年間の海外調査中に出会った21世紀の世界人が語るジーンズについての断想が広がります。

世界を見る窓であるジーンズ。展示を全部ご覧になったみなさんは、単に服としてのジーンズでなく、文化を身に着けていることが実感できるでしょう。

掲載日 2014-10-17