2017「蔚山[ウルサン]民俗文化の年」を迎え、蔚山広域市と国立民俗博物館は《私も一人の蔚山人： 受容と包容の都市、蔚山》 特別展を開催します。蔚山の広域市昇格20周年を迎え、展示を通じて蔚山のアイデンティティーと現代都市の進むべき方向を考えてみたいと思います。

蔚山というと精油工場の煙突や自動車の船積場、造船所の大型船舶が思い浮かびます。しかし蔚山はもともと農業・漁業の中心地であり、歴史を通じて人・技術・文化が流入して混じり合い、現在の都市となったのです。

この展示は「第1部：蔚山に集まる」(人・文化・技術の流入)、「第2部：蔚山から出る」(蔚山と蔚山人・技術・文化の拡散)、「第3部：蔚山とともにする」(多様な蔚山人の交流)から構成されています。